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医療をテクノロジーで変革できる会社がここにある!

メドピア株式会社
2021年10月15日

メドピアのページに来ていただきありがとうございます。メドピアでkakariの開発チームに所属している保立です。僕たちは、病院に行って診察を受け、薬局でお薬をもらうまでの流れをよりよくできるように、日々挑戦しています。この記事では、現状の医療機関・薬局が直面している課題とkakariのサービスが必要な背景を説明しながら、メドピアのエンジニアの働き方を紹介します。ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです!

kakariとは?

kakariは、薬局と患者さんを繋ぐ「かかりつけ薬局」アプリです。

kakari

病院に行った後は、薬局に処方せんを持ってお薬をもらいに行きますよね。病院で待たされてすでにクタクタ。早く帰りたいのに薬局でさらに待たされて、「これだから病院にかかるのは面倒くさいんだ」と思ったことはありませんか? 僕も最近皮膚科で診てもらったのですが、緊急事態宣言が出ていたにも関わらず、薬をもらいに行った近くの薬局では、待合室がいっぱいになって外で待つように案内されました。天気が悪くて外で待ちづらい場合や、花粉症のように外で待つのが辛い症状の場合は、待ち時間がより苦痛になりますよね。 こういった医療機関・薬局にかかる際の不便さについては、思い当たる部分がある方も多いのではないでしょうか。これらの改善に挑むのが「kakari」です。 もしあなたが利用されている薬局がkakari加盟店なら、こうした不便を軽減して、いつもの薬局を、もっと便利で手軽に安心して利用することができます。

kakariでは下記のサービスを提供しています。

処方せん事前送信

処方せん事前送信

処方せんを撮影して事前に送っておくと、お薬の準備ができたら薬局から連絡が届きます。連絡が届いてから薬局に行くことで、待ち時間も短縮されます。

チャット機能

チャット機能

口頭で聞いた説明を忘れてしまったり、後から聞きそびれていたことを思い出して薬剤師さんに相談したくなった場合も、チャットでいつでも手軽に相談できます。オンラインでのビデオ通話にも対応しています。

電子お薬手帳

電子お薬手帳

もう紙のお薬手帳は不要です! 薬局から発行されるQRコードを読み込むだけでお薬情報をインポートできるので入力の手間もかかりません。

2. kakariの課題

ところで、皆さんはkakariのように薬局に処方せんを事前送信したり、薬剤師に文章やビデオ通話で相談できたりするサービスがあったことを知っていましたか? また、こういったサービスは使ったことはありますか?

kakariは2021年6月時点でダウンロード数が30万件を突破し、加盟店薬局は1,795店舗と、使える薬局は続々と増えています。しかし、kakariのサービスチームとしては、もっとたくさんの方に使っていただける未来を見据えています。 kakariを含む医療系のサービスは、高年齢層に比べると医療との接点が少ない若い世代には特に、なかなか認知されていません。まずはこういった医療系のサービスがあるんだと皆さんに知ってもらえるようにすることがkakariの課題のひとつです。また、多くの患者さんが、普段使っている薬局でkakariが利用できるように、加盟店薬局をもっと増やしていくことももうひとつの課題です。

一方で、新型コロナウイルスの影響で医療業界への関心が高まり、レガシーな部分が多いことが改めて表面化しました。例えば、今の薬局の業務ではFAXは必要不可欠です。しかし理由を知らない方は、テクノロジーが進化した現代においてなぜFAXでなければならないのか?と疑問を抱かれるかもしれません。そういった声を受け、オンラインでの医療相談やマイナンバーカードとの連携による保険証利用など、ここ最近できるようになったり、今まさにできるように仕組みが整備されている点はたくさんあります。また、僕たちが日々受け取っている患者さんの声をもとに、厚生労働省や薬剤師会に働きかけ、提案している機能もあります。医療というと業界規模が大きくて変革しづらいように思われがちですが、むしろ現在では法規制が緩和されてできることが増えてきており、サービスの開発・導入の余地が大きい分野だと考えています。人や社会に役立つものを作れることは言わずもがなですので、もしサービス企画に興味があり、人や社会に役立つ新しいものを作りたい!という方がいましたら、個人的に医療業界はかなりオススメです。

3. kakariチームの働き方

さて、ここでは実際に働いているエンジニアの働き方について紹介します。 kakariチームでは、なるべくやりたいこと・得意なことにコミットしてもらうように責任範囲や業務を割り振っています。kakariチームには正社員のエンジニアが10名いますが、企画や要件定義に興味があって、開発タスクもこなしながらプロダクトマネージャーとして活躍しているエンジニアが2名います。エンジニア出身のプロダクトマネージャーだと、データのライフサイクルやAPI定義も検討しながら要件を話せるので、他のエンジニアもやりやすいことが多いですね。また、チームマネジメントに興味があるエンジニアには、エンジニアとしての経験が浅くても早いうちから少しずつマネジメントの責任を割り当てています。普段は開発タスクをあまりアサインせずに、パフォーマンス改善や技術的負債の解消、開発体験の向上に注力しているエンジニアもいます。

「事業やサービスへの感度が高い人」「チーム開発への感度が高い人」「技術への感度が高い人」など、エンジニアにも様々な方がいますが、なるべくそれぞれのやりたいこと・強みが活かせることに焦点を当て、少ない人数でも高いパフォーマンスを発揮できるように心がけています。

4. メドピアの風土

最後に、なぜkakariチームで働くメンバーがキャリアプランに沿った責任や業務を割り当てられるかについて説明します。メドピアでは、Credoという行動指針を制定しています。

Credo

メドピアでは、このCredoに則って、エンジニアとして与えられた業務のみをこなすだけでなく、チームの課題を自分事ととらえ(われわれ意識)能動的に動ける(はみだすことを厭わない、健全にぶつかり合う)人材であることが求められます。Androidエンジニアの場合だと、与えられた要件・デザインに対して開発をするだけでなく、よりよいUI/UXの提案をしたり、どれだけの効果が出るのか測定したり、チームで得た知見を他チームや社外に共有したりと、開発タスク以外にもチームや会社に必要なことの実行を推奨しています。kakariチームでも、各エンジニアがどういった部分で「はみだし」ていきたいか、チーム内で共有しています。エンジニア間だけでなく、事業部長もエンジニア1人1人が何をしたいのか・意向に変化があるのかを把握するように努めています。会社の行動指針として、キャリアプランに沿った働き方を推進するアクションをとっているのが良いところですね。

最後に

途中でも触れましたが、医療業界は変化が進んでいるとても面白い業界だと思います。ITを活用したたくさんのサービスが出ているので、少しでもこの業界に興味を持っていただけると嬉しいです。メドピアでも、Androidエンジニアの募集をしております。もしご興味あればカジュアルな面談からでも構いませんので、お話しする機会をください。

img kakariチームメンバー(保立は左)

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著者紹介

保立 馨

金融系サービスのサーバーサイドエンジニア職を経て、2017年3月メドピアへ入社。2018年よりモバイルアプリ開発を兼任するようになり、現在はAndroidアプリの開発と、開発グループのリーダーとして同社プライマリケアプラットフォーム事業の開発に従事。

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現役医師が経営するヘルステックカンパニー。「Supporting Doctors, Helping Patients.」のミッションのもと、国内医師の約4割が参加する国内有数のUGC型ドクタープラットフォーム「MedPeer」や、かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」など、医療機関や患者さんの支援につながる様々なサービスを展開。
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